ガチな労働契約の問題にブチ当たって終わってなかった部分の4

こんにちは
本日も台東区からタイ古式マッサージとか労働社会保険諸法令その他を何かお届けします。
セラピスト兼社労士有精卵のまつざわしんぺいです。

前回はいろいろ根拠をそろえた書面を出したにもかかわらず、一方的に清算できない定期券の余剰日数分の通勤手当の支払いを求められたというところまででした。
こちらが根拠をそろえたうえで支払いに異議を唱えているにもかかわらず、明確な根拠なく金銭の支払いをしてくる会社に対して、ここからは揺さぶりをかける形になります。
かみさんは退職にあたって退職の申請書類が簡単に通らない(部署単位で色々理由づけして勤務期間を引き延ばそうとすることが常態化している)ことを知っていたため、先方がゴネ始めそうな段階で「夫が労働社会保険諸法令に強い人物だ」と切り出したそうです。どうもこれが先方には効いていたみたいで、退職に関してはその発言ですっぱり決まったそうでした。
で、私がかけた揺さぶりですが、まず本社総務に架電をしました。総務人事の部署に対して金銭の請求を受けたということについて説明を求めました。先方は担当者不在で折り返すとしましたが全く連絡ナシでした。ついで日を開けてかみさんが出勤しない日を狙いかみさんの直属の上長に架電しました。こちらは10分程で折り返しの連絡があり、金銭請求に関する経緯の根拠説明と先だっての問い合わせを、この上長も了知していたことから総務からの連絡がないことに対する理由説明を求めました。結果この上長は「自分に権限がない」「回答できない」で通すつもりでしたので、金銭請求については総務から説明を委任され書類に返金額の記載を要求した時点でこの上長は「使用者」の立場であることを、こちらは主張し「説明できる根拠を提示できる人間から架電させるように」と主張しました。また先だっての総務の不対応を利用し、この上長から回答納期の連絡をするよう主張しました。先方はただ単に折り返す旨を主張するだけになってきたので、定時連絡だけでもするよう言いましたが、最終的には一方的に電話を切って逃げました。結局、この上長からも終日電話連絡を受けることはありませんでした。
二重の揺さぶりをかけた結果この翌日かみさんが出勤すると、かみさんの部署の会計担当から返金の必要がないとの旨を口頭説明されたとのことでした。なお、かみさんが言うには私が架電した上長からは無視され続けたそうです。
まあ一応これで意味不明な金銭の支払いは避けることができたわけで、かみさんも最終出勤日を迎え無事帰宅することがかないました。
大筋としてはこんな感じで、心残りだったのは通勤手当規定に関してですが、これについてを次回書いていこうと思います。

とそんなところで、ご予約・ご来店お待ちしております。

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